Amazonギフト券換金は違法?Amazonギフト券でクレジットカードのショッピング枠現金化はできるの?

amazonギフト券現金化

Amazonギフト券の換金って違法なの?

クレジットカードのショッピング枠現金化は1980年代から始まり2025年現在に至っております。

1980年代~2004年頃までは、新幹線の回数券や百貨店共通商品券をクレジットカードで購入した後、現金化店に出向き、購入商品を買い取ってもらい現金に換えると言う方法が主流となっていました。

2004年から主流に変わったのが、特典付き商品を購入して現金化するキャッシュバック方式や、パワーストーンやデジタルギフト商品などを購入して、買い取る形で現金化する買取方式と呼ばれるクレジットカード現金化でした。

大きな変化は、店頭に出向く必要がない「ネット申し込み」になったことです。

今まで地域差でばらばらだったサービスが統一され近くに現金化店舗がない方でも簡単に利用できるようになったこと、店頭買取より高い換金率が適用できることから支持を拡大していきました。

ただ、ネット型の弊害として、匿名性が保ちやすいことから、提示金額よりも低いお金しか振り込んでこない騙し業者や、お金を振り込まない詐欺業者など悪質な業者が出てくるようになり、安心な現金化業者を見つけるためにはある程度の知識が必要となりました。

この弊害を克服できるよう、2012年頃から業界に新たなクレジットカード現金化方法が登場します。

それはアマゾン、コンビニ、スーパー、小売店などで販売されている「Amazonギフト券」をクレジットカードで購入後、買い取ると言う形で現金化を実現する、「Amazonギフト券現金化」という方法です。

Amazonギフト券買取業者は、金券ショップやチケットショップ業者と同じ情報を開示しているクリーンな業者が多いです。

従来のクレジットカード現金化業者の様に隠れて営業を行っておらず、中には店頭買取できるお店もあります。

さらには、買取率が90%以上と非常に高いので、クレジットカード現金化を利用するものにとっては過去最高にお得になるため爆発的な支持を得て、2025年現在ではクレジットカード現金化の主流になりつつあります。

ただ、心配になることも当然あります。

クレジットカード現金化と言うとイメージであまりよくない、グレーな方式というのが一般的な認識ではないでしょうか。

ニュースで「クレジットカード現金化現金化業者を出資法違反で逮捕」が報道されると、「クレジットカード現金化って違法なんだ」「逮捕されたりするんだ」と思うのではないでしょうか?

そこで今記事では、「Amazonギフト券を利用したクレジットカード現金化の違危険性逮捕事例、危険性」に焦点を当て迫っていきたいと思います。

Amazonギフト券でクレジットカード現金化の利用を考えている方は、ぜひ一度目を通しておいてください。

Amazonギフト券の現金化が支持されるようになったワケ

2012年から爆発的に利用者が多くなり2025年はさらに利用が多くなると予想されているAmazonギフト券を介したクレジットカード現金化の方法ですが、なぜこのような支持を拡大することになったのでしょうか?

その理由をひも解くためには、まず過去の流れを知ることが大切です。

本章では、店頭買取~インターネット買取り~Amazonギフト券買取に移行した流れや、そのワケを解説します。

黎明期は店頭買取が主流の時代

クレジットカード現金化は遡れば1980年代より利用されてきました。

この時代の現金化商品は、全国百貨店共通券、商品券、テレホンカード、切手、各種チケット、金券などでした。

これらの商品を買取業者が買い取り現金化していました。

バス停の椅子や駅前の金網などに括り付けられていた「カードでお金」「クレジットカード現金化」の文字が掲載された立て看板などは見たことがある方もいるのではないでしょうか?

さらに街中で、カードで現金化と書かれた看板を持っている人(持ち看板)がいるなど多くがアナログで宣伝されていました。

ネット申し込みが主流の時代に

パソコンや携帯電話が普及したことにより、クレジットカード現金化の方法が買い取り店からインターネット業者に移り変わります。

来店する必要がないため、これまでお店が近くに無かった方も利用できるようになりました。

24時間年中無休で現金化できる点や全国一律の現金化率など利用者にとって利便性が格段に上がりました。

Amazonギフト券が主流になりつつある

ネット型のクレジットカード現金化業者の黎明期はヤミ金融や高利貸しが運営していたこともあり、手数料が高く換金率60%と言うのが普通でした。

しかしクレジットカード現金化業界が発展してくると真っ当な買取・換金業者も参入してくることになりました。

業者間の競争が激化した結果、闇金融や高利貸しが運営する暴利の現金化業者は衰退し、お客様換金姿勢のアップが顕著にみられるようになりました。

そこで登場したのがAmazonギフト券です。

Amazonギフト券は、ギフト券に記載されているアマゾンギフトコードと言う16-7ケタの英数字の羅列がお金としての価値を持つので、換金するのに郵送する必要がなく、EメールやLINEでカンタンに送信できます。

換金まではパソコンやスマホで簡単申し込み、最短10分で即日入金されます。

さらに24時間年中無休営業なのでいつでの好きな時に現金化できます。

特筆すべきが、換金率です。

Amazonギフト券で行うクレジットカード現金化の換金率は何と90%を超えます。

最高では93%と信じられないほど高くなり、クレジットカード現金化の歴史の中でも群を抜いてダントツナンバーワンとなっています。

Amazonギフト券現金化が流行っている理由は、来店不要、365日年中無休、24時間営業、ネット完結なのでパソコンやスマホがあればOKと言う手軽さ。

申し込みまで最短1分、即日現金化はもちろん入金まで最短5分、換金率は80%~99%、振込手数料ナシ、審査不要と言う利便性、ギフトコードをメールで送ればいいだけの敷居の低さなど、ほかのどの方法よりも利便性があることから支持が急速に広げることになりました

Amazonギフト券現金化の違法性

クレジットカード現金化の主流となりつつあるAmazonギフト券の現金化ですが、過去のクレジットカード現金化でも懸念されていた違法性はあるのでしょうか?

結論から申し上げると、Amazonギフト券の現金化に違法性はありません

Amazonギフト券は電子マネーに属するため古物商の適用範囲外となります。

まさに誰でもできるわけ法律がどうのこうのはありません。

そのためクレジットカード現金化違法性の根拠となる出資法や金商法にも抵触することありません。

上記のことからAmazonギフト券をクレジットカード現金化で利用しても違法性はありません。

ただし、Amazonギフト券でのクレジットカード現金化をお考えの場合、Amazonギフト券を失敗しないために古物商営業許可の認可された信頼ある買取業者を利用するようにしてください。

古物商営業許可をもたない者を利用するとその他のトラブルに巻きこまれることがあるためです。

Amazonギフト券現金化の危険性

Amazonギフト券現金化に違法性はありませんのでほっとした方もいるでしょうが、違法性はないものの危険性は存在するため知っておくといいでしょう。

その危険性とは規約違反によるペナルティーです。

規約違反のペナルティその1 クレジットカードのショッピング枠を換金目的での利用

クレジットカード会社が定める規約には「クレジットカードのショッピング枠を換金目的での利用してはならない」と記載されています。

そのため、厳密にはクレジットカード現金化はクレジットカードの利用規約違反となります。

もし、クレジットカード現金化としての利用がクレジットカード会社に発覚すると次のようなペナルティが発生する場合があります。

クレジットカード現金化目的での利用がクレジットカード発行会社に発覚した場合

残債の一括返済

ショッピング枠で使っていたりキャッシング枠で借りた金額で残っている全ての債務の一括返済を求められます。

分割払い・リボ払いで残っている支払いも一括請求で支払いを求められます。

カードの利用停止

発覚したクレジットカードの利用が一切できなくなります。

会員資格のはく奪

規則に則り、発覚したクレジットカードの会員資格が停止、はく奪される危険性があります。

発行元が同じ会社なら違うクレジットカードを持っていても、残債の一括返済、強制解約される危険性があります。

ブラックリストへの掲載

クレジットカード会社が保持する個人情報リストに、ブラック利用者として登録される可能性があります。

また、金融業者やクレジットカード会社が加盟するCICやJICCなどの個人情報機関に登録された場合、当事者以外のクレジットカード会社や金融業者、貸金業者にも現金利用した人として発覚することになります。

規約違反のペナルティその2 アマゾンの規約違反に抵触

アマゾンではAmazonギフト券の転売や売却を認めておらず、換金目的での転売行為は規約違反となります。

アマゾンに規約違反が発覚すると、アカウントの停止、会員資格のはく奪などのペナルティが発生する場合があります。

アマゾンの規約によると、Amazonギフト券は、自分以外の第三者に「ギフト=贈る=プレゼント=あげる」ことはできますが、「売る」ことは認められていません。

上記がAmazonギフト券現金化時に覚えておくべきペナルティのポイントとなります。

補足

但し、優良店と言われている信頼ある業者を使えば、自己申告しない限りクレジットカード会社にクレジットカードのショッピング枠を換金目的で利用したと言うことが発覚することはありません。

Amazonギフト券の買い取りによる現金化方法も同じで、アマゾンにAmazonギフト券購入によるクレジットカード現金化の利用がバレることもまずありません。

自己申告したり、業者が違法行為で逮捕された場合は別ですが、そもそも自己申告なんかする人はいないでしょうし、信頼ある現金化業者であれば逮捕されることもありませんので、そこまで気にする必要はないでしょう。

但し、悪質な業者を使うとクレジットカード会社にバレる必要があるので注意が必要です。

悪質な業者は逮捕されるケースが多いので、この場合はクレジットカード会社にも現金化利用がバレてしまいます。

次に悪質業者が逮捕されたケースをご紹介します。

クレジットカード現金化 業者の逮捕事例

逮捕事例から学び、このような業者に万が一出会ってしまっても利用しなければあなたに問題は降りかかってきません。

逮捕事例:出資法違反(高金利、脱法行為)

逮捕事例その1

2011年8月5日 クレジットカードのショッピング枠を現金化する方法で事実上のヤミ金融を営んだとして、警視庁生活経済課は5日、東京都台東区の貴金属販売会社「インフィニティ」「キャッシュバックス」の元代表で飲食店経営の男(当時41)=板橋区仲宿=を出資法違反(高金利、脱法行為)の疑いで逮捕した。

カードの現金化業者を同法違反で逮捕するのは全国初。

日本経済新聞

逮捕事例その2

2011 年 8 月 5 日に、警視庁は東京都台東区上野 1 丁目の貴金属販売業「インフィニティ」「キャッシュバックス」社長の橋本 幸治容疑者 (41) を出資法違反(高金利など)の疑いで逮捕し、発表しました。

同法違反での立件は、全国初です。
同社は商取引を装って金を貸す「現金化業者」と呼ばれ、クレジットカードによってアクセサリーを買わせる手法で客に高利で金を貸付けていました。

橋本容疑者は 2010 年 3 月上旬から 2011 年 1 月中旬にかけて、千葉県浦安市の男性 (49) ら男女計 4 人に、1 個の原価が 30 ~ 120 円にすぎないおもちゃのネックレスなど十数点を計約 416 万円のクレジットカードローンで販売後、手数料として計約 70 万円を差引いた計約 345 万円を 4 人に振込むなどして貸付けた疑いがあります。

客の多くは、生活費に窮する会社員や運転資金に苦しむ個人事業主でした。

警視庁生活経済課は「客の目的はあくまで借金で、同社の実態は闇金融だ」と判断し、今回の逮捕容疑では「法定利息を約 45 万円上回る額の利息を受取った。金利は法定利率 20 % の 10 ~ 22 倍にもなる」としています。

上記以外にも、2006 年以降の 4 年間で全国 750 人に合計約 5 億円を貸付け、約 8000 万円の利益を得ており、最高 45 回の借入れを行った客もいたようです。

橋本容疑者は 2002 年ごろから高利の貸金業を営んだ後、2006 年に同社を設立して現金化業者に転身したそうですが、容疑を否認する一方、「逮捕されるとは思わなかった」「クレジットカード現金化 には取りっぱぐれがない」とも供述しているそうです。

クレジットカードのショッピング枠現金化の国民生活センターへの 2009 年度の相談件数は 237 件でしたが、2010 年度には 617 件に急増しています。

また、日本クレジット協会によると、「現金化業者は 1000 近くあるとの情報もあるが、実態は不明。多くは決済代行業者を通じて加盟店契約しており、事業形態が分かりにくい」そうです。

買取屋の逮捕

実際の利用者からの苦情が多いことや手順を踏んでいなかったため違法になっていたことが決め手となり警察が動いたようです。

利用者が自己申告したパターンなります。

この男には懲役3年執行猶予5年の有罪判決が出ています。

逮捕事例その3

2013年5月 アダルトサイトの運営者が利用料金を現金で支払う事が出来ない人に対して、クレジットカードで利用料を決済するのでは無く、現金化してから現金を支払わせるという手段で貸し付けていたことから、運営者ら複数人が出資法違反の疑いで逮捕されました。

まず、利用料をクレジットカードで決済出来ないようなサイトですから、俗に言うワンクリというやつではないでしょうか?
こういったものをクリックしてしまう方も情弱過ぎますね・・・。

逮捕事例その4

2013年9月 正規公安登録貸金業者「朋友エンタープライズ」が、支払いが滞った利用者やそのような人の名簿を元にして運営をしていたとされ、売った物をまた買い取るという「買取式」で営業していたらしいのですが、実際は商品の取引は無いまま店舗で現金を渡していたとのこと。

規登録の業者が逮捕されたのはこの件が初めて。

逮捕事例その5

2014年10月 クレジットカードの現金化商法で、違法な高金利で融資したとして、警視庁生活経済課は31日までに、出資法違反(高金利、脱法行為)容疑で、古物商「Pmo」(東京都豊島区)元社長(33)ら5人を逮捕した。

桶屋容疑者らは容疑を認め、1人が否認しているという。

桶屋容疑者らは名簿業者から業績が悪い自営業者や多重債務者の連絡先を入手し、チラシをファクスで送り融資を宣伝。
カードを使って偽の指輪などを購入させ、その後、商品買取を装い高利で貸し付けていた。

4年余りで全国約740人に約14億円を貸し付け、約4億円の利益を得ていたという。

摘発された現金化業者の手法の問題点とは?

こちらも「買取式」を行っていた店舗で代表者の名前を検索すると、過去にも闇金融の営業で逮捕された前科者であった。

逮捕事例その6

2016年03月 東京都上野の地で店舗型のクレジットカード現金化 業者「ギフトショップ天商」が検挙されましたが、店内で衣類やバックを販売して同一経営者が買い取る仕組みが出資と見なされた事によるもの。

所得税法違反(脱税)

逮捕事例その1

2012年7月 警視庁生活経済課は「まごころギフト」「ユニティワン」「ホーミー」「アプローチ」「城南ギフト」の男を割り出し所得税法違反(脱税)の容疑で逮捕しました。

クレジットカード現金化 事業で得た利益を隠していた所得税法違反(脱税)の容疑から逮捕された形です。

「「まごころギフト」「ユニティワン」「ホーミー」「アプローチ」「城南ギフト」など複数のクレジットカード現金化 サイトを運営する男を脱税の容疑で逮捕

悪徳系は闇金あがりが多いです。

クレジットカード現金化 業者が個人で逮捕されるケースはお客様が想像している以上にずっと少なく、2003年以降からこのシステムがあるにも拘らず目立ったのは数件です。

闇金や違法なキャッシングと内容を比較してみると非常に摘発のニュースが少ないのです。

それでも逮捕されるような悪徳系業者が確実に存在しているのも事実ですので、特徴を予め把握し利用する事を未然に防ぐことがベストです。

第一の特徴として、ホームページの細かいデザインのクオリティが低い事が挙げられます。

特にフューチャーフォン用の画像のない陳腐なモバイルページしか存在しないような場合は特殊な詐欺に、絶対に遭わないように注意が必要です。

二番目には電話対応などのサービスが社内で周知徹底されていないことです。

警察に逮捕されたクレジットカード現金化 業者は違法行為以外にもお客様からの苦情が非常に多かったので内密に警察が動いたという摘発のケースがほとんどです。

騙された、何かおかしいなどの違和感や、結局は損をしたと感じさせるようなマナーの悪い所は今後も淘汰されていくでしょう。

クレジットカード現金化 で業者が出資法違反で逮捕

【違法】クレジットカード現金化で逮捕されたりカードが利用停止になることはあるの?

上記のような事例が実際起きているので、利用する場合はしっかりとした信頼ある現金化業者を使うことがとても大事です。

補足:クレジットカード現金化の違法性の懸念がぬぐい切れないケース

これまで危険性をご紹介してきました。

基本的には発覚することは無いので大丈夫ですが、念のため1つ法律違反(違法性)の可能性があることを記載します。

クレジットカード会社から見ると、ショッピング枠を換金目的で利用する行為は、「搾取行為、詐欺行為」として取ることができます。

クレジットカードのショッピング枠現金化は、適切な手順で行う限り全く問題ありませんが、クレジットカード発行会社にとっては債務放棄の可能性がある迷惑な行為です。

そのためクレジットカード発行会社の規約には全て「ショッピング枠の換金目的で利用」を禁止しています。

何百万もの損害を与える様な事がない限り刑事告訴は考えずらいものの、ケースによっては詐欺罪として告訴されることにもなりかねないことを留意の上、現金化を利用するかどうかをお考え下さい。

まとめ

Amazonギフト券を介したクレジットカード現金化は、法律違反ではありませんが規約違反に抵触します。

抵触すると様々なペナルティが発生する場合がありますので、もし利用をお考えであれば信頼あるAmazonギフト券買取店、クレジットカード現金化業者に相談しましょう。

Amazonギフト券の現金化は、業者にクレジットカード情報を渡す必要が無いので、クレジットカード現金化時に持っていた2次被害の心配もする必要ありません。

連続で何度も行うことは、現金化目的での利用が発覚するリスクを上げるので、あなたの人生において勧められるものではなりません。

本来のAmazonギフト券の使いみちは、ご自分で商品を購入したり、だれか第三者にあげる用途ですが、急に現金が必要になった時など人それぞれ理由があり背に腹は代えられないこともあるかと思います。

そんな時に、だれでも審査無く好きな時に現金をカンタンに用意できる方法として、Amazonギフト券を買取サイトに売却して換金する方法を覚えておくと、心強い味方となることでしょう。

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