カード枠現金化とは？はじめての方も経験者も知っておきたいカード枠現金化のすべて

カード枠現金化

今回の記事では、カード枠現金化について解説します。

これから利用しようと考えている方、または既に経験済みの方でもお読みいただくことで、カード枠現金化の意味をしっかり知ることができます。

意味や情報をあらかじめ知っておくことで偽物や悪徳業者を見抜くことができトラブルを予防することができます。

さらに、賢く利用することで、あなたの人生をぐっと豊かにするお手伝いにもなりえますのでゼヒ覚えてもらえればと思います。

それではさっそく解説します。

カード枠現金化とは

正式名称「クレジットカード現金化」です。

発行数は15億枚を超え、今やほとんどの方が1枚は持っているクレジットカード。

そのクレジットカードのお買い物できる限度額(ショッピング枠)を現金化する行為から、カードの枠を使った現金化＝「カード枠現金化」と呼ばれています。

カード枠現金化の歴史

少なくとも30年以上前の1985年以降から利用されています。

2006年前後の金融規制のあおりで他業種の参入が目立ち、その中には違法性がある悪質と呼ばれるトラブルを抱える業者も参入してしまった結果、サービスの質は業者によって極端でした。

しかし、最近ではネットの普及もあり、悪徳業者の情報を共有できた影響で、悪徳業者はかなり減ってきているものの、少なからず存在しているのが実情です。

関連記事⇒クレジットカードの誕生秘話

年々利用者が増加しているカード枠現金化

需要自体は1985年から今までずっと支持されています。

最近では、多くのテレビ、雑誌、マンガ、映画でカード枠現金化に触れられることが多くなってきました。

そのことも手伝って、カード枠現金化を利用する方は年々増加しています。

それはネットの普及からオンライン店も多く出店していることが掲げられます。

このことは多くの方が支持している証拠と言えましょう。

カード枠現金化で利用するショッピング枠

今お持ちのクレジットカードは、大きく分けてショッピング枠とキャッシング枠と言う枠が付随しています。

※ショッピング枠とキャッシング枠については、徹底的に解説した記事がありますので、徹底的に知りたかったり気になった方はこちらもお読みください。

関連記事⇒クレジットカードのキャッシング枠とショッピング枠の違いとは？

クレジットカードの主旨であるショッピング枠

ショッピング枠とキャッシング枠の2つがあると書きましたが、キャッシング枠が無くショッピング枠だけが付いている場合もあります。

しかしキャッシング枠しかついていないクレジットカードはなく、必ずショッピング枠がついてくるのが特徴です。

なぜクレジットカードにショッピング枠が付いてくるのかは、クレジットカードが何故作られたかをひも解いていくと理解することができます。

このことを詳しく書いたページがありますので、気になる方は一度ご覧ください。

関連記事⇒クレジットカードの誕生秘話と普及した理由とは？

そのため、クレジットカードはショッピング枠を利用することがメインのカードと言えます。

ショッピング枠とキャッシング枠の違い

このショッピング枠、キャッシング枠を簡単に説明します。

ショッピング枠

ショッピング枠とは、その名の通り何かの「モノ」をショッピング(購入)するため、カード会社が一時的に信用で立て替えてくれる限度額です。

ショッピング以外にも各種公共料金の支払い手段として利用することも可能です。

キャッシング枠

キャッシング枠とは、カード会社から信用で「お金を借りることができる限度額」です。

キャッシング枠は「お金を借りる」ことに特化した機能しか持っていないので、商品を購入することはませんし公共料金を支払うこともできません。

ショッピング枠とキャッシング枠まとめ

1. ショッピング枠は、モノに対して支払うことができる限度額
2. キャッシング枠はお金を借りれる上限金額

お買い物専用のカード枠を現金化するとは？

通常は、カード枠（ショッピング枠）を使ってお金を作ることはできません。

なぜなら、カード枠の主旨は商品や各種サービスに対価として支払うための機能だからです。

専門店を利用することで現金化を実現

通常と述べさせていただいたのは、通常以外に特別があることを示します。

この特別とは、ショッピング枠をお金にすることができる「カード枠現金化」と言う手法を使うことで実現が可能となります。

もう少し踏み込んで説明すると

今お持ちのカード枠（ショッピング枠）を、カード枠現金化業者と呼ばれている専門店を利用することで現金を作ることができるサービスです。

カード枠現金化業者を利用して現金化する方法

利用の旨を申し込み、カード枠現金化業者が指定する特殊商品を購入します。

この特殊商品がカード枠現金化の「核」となります。

購入した特殊商品を媒介して、カード枠現金化業者から現金を受け取る事ができます。

この特殊商品(モノ)を媒介してお金を作る方法が「カード枠現金化」と呼ばれる方法になります。

カード枠現金化業者を利用した場合の流れ

特殊商品(モノ)を媒介してお金を作る方法の「カード枠現金化」と呼ばれる方法にもう少し踏み込んでみましょう。

例えば、あなたが50万円を現金化しようとしたとしましょう。

現金化を申し込んで実際にあなたの手に現金がのるまでの流れを簡略すると以下のようにまとめられます。

1.カード枠現金化業者に相談します。

2.カード枠現金化業者が指定する50万円相当の「特殊商品」をクレジットカードで購入します。

3.購入後すぐに、50万円が現金化業者から振り込まれます。

特殊商品

特殊商品は、

1. 高換金率で買い取ってもらえる商品
2. 高換金率で払い戻しを受けられる特典が付いた商品

の、いずれかになります。

各々過程は違うものの、最終的には現金を得られるという点ではどちらも結果は同じです。

どちらの特殊商品を購入するかは、利用するカード枠現金化業者に委ねられます。

現金化に使われる特殊商品はキャッシュバックと買取の2種類

特殊商品を使った現金化では、キャッシュバックと買取と言った2つの方式が採用されています。

キャッシュバックとは

カンタンにいうと「お金を払い戻す」行為です。

「お金が○○％戻ってくる特典」が付いた商品を購入した時点で特典が発動され、あなたの指定した銀行口座にお金がキャッシュバック（払い戻し）されます。

キャッシュバック式は、Tカードや大手家電量販店が採用しているポイントバックと同じ概念です。

ポイントバックとは支払った金額の○○％がポイントとして戻す方法です。

キャッシュバックは、戻すものをポイントではなく直接現金で払い戻す方式です。

そのため、購入した商品は手元に残ることになります。

買取とは

リサイクルショップ、中古販売店と同じ、中古のモノを買取現金を渡す方式です。

換金率○○％の商品を一度購入して、再度買い取ってもらうことで買取代金としてお金を受け取る形となります。

買取代金を受け取るので商品とお金は交換となり、購入した商品は手元からなくなります。

カード枠現金化は古物商許可証が必要

カード枠現金化は、別の形で説明すると、各公安委員会から古物商取引許可を受けたお店が、商品の売買を行うことで現金のやり取りを行う行為です。

古物商許可者とは身近なところで言うと、大黒屋や米兵などのブランド品買取ショップや、ブックオフや古書屋など中古本買取店、CDやDVDやゲーム(ソフト・ハード)を買い取る、ゲオやネットオフ、ソフマップなどがこれに当たります。

上記の企業もそうですが、カード枠現金化ももれなくこれに当たり、お金のやり取りをする場合は必ず「モノ」を媒介させる必要があります。

そのため建前上でもなんでも、お金を渡すためにはどうしても商品を買ったことにしなければなりません。

指定される特殊商品

この商品はお金と交換できる引換券のような扱いなので、キャッシュバック方式の場合、カード枠現金化に使われる商品はあまり価値のない商品が多いです。

あくまで商品を媒介した、お金を作る方法なので商品自体にはあまり目が向けられていないのかもしれません。

カード枠現金化業者が指定する商品は写真や写真が入ったデータCDなど、芸術作品としていくらでも値段を変えられる商品が好まれている様です。

買取方式では、全国百貨店共通商品券や新幹線の回数券など価値のあるチケットが主流となっているようです。

最近ではAmazonギフト券、iTunesカード、GooglePlayカードなどの電子マネーでも買い取る業者も出てきています。

カード枠現金化は損なの？得なの？

これは、人それぞれ千差万別と言えましょう。

みなさん置かれている状況や立場が異なりますので、損ではないかと思う方もいらっしゃるでしょうし、思った以上に特だった、助かったよと言う方もいるでしょう。

一例を挙げてみましょう。

現金化できる金額は換金率や換金率によって変動します

例えば、あなたが現金化するため、換金率（換金率）80％の50万円商品を購入したとします。

換金率（換金率）は、現金化業者から実際に振り込まれる金額を決める割合で、100％に近ければ近いほど多くのお金を手にすることができます。

この場合は、換金率（換金率）80％なので、購入した商品代金50万円にかけてみると、

50万円×80％＝40万円

となり、この40万円があなたが手にすることができるお金となります。

※業者によっては、その他手数料や消費税などが別途かかる場合があります。

この場合、50万円の商品を買って売って10万円少ない40万になりました。

割合で言うと支払額の約20％を失うことになります。

これは消費者金融で1年間借りた場合とほぼ同じ割合になります。

カード枠現金化業者の利用のとらえ方は十人十色です

これを聞いて「信じられない、損しているよ」と思う方もいらっしゃるでしょう。

また一方で、どうしても今スグお金が必要なものの、お金を作るアテが全くないと言う方もいらっしゃいましょう。

その様な方にとっては喉から手が出るほど欲しい現金です。

20％引かれてもいいから今スグお金を手にしたい！

そう思う方も少なくないのではないでしょうか。

また、普段はお金を借りる必要がないのでキャッシングができないショッピング枠だけのクレジットカードしか持っていないが、突然急に現金が必要になり、作るアテがないと困っている方が、唯一お金を確実に作れる方法でもあります。

お金を借りるキャッシングには、貸金業法の下厳しく管理され、お金を借りれるかは相当面倒くさい審査を通過して初めて利用が可能になります。

また総量規制などのしばりから、収入証明が必要で働いてない無職や学生、申告できない主婦などは、お金を十分に借りることができないことが多いのが現状です。

しかし、カード枠現金化は、職業など問わず、収入証明など全く必要ありません。

そのため、お金を借りることができない方でも現金化してお金を作ることができる唯一の方法として支持されています。

そのような背景から「即日即金24時間いつでもお金を受け取れる」など利便性の高いサービスを得られるなら「20％の利用料は安いもんだ」と思う方もいらっしゃるでしょう。

この様に、カード枠現金化については、清濁併せて様々な意見がありましょう。

カード枠現金化専門業者はタダじゃない

カード枠現金化業者にとっては仕事です。

人が介在している仕事に関しては、必ず対価が発生します。

あなたが働いているのなら、会社からもらっている給料や、営んでいる事業利益として得ているお金と同じです。

カード枠現金化業者も、仕事として行う以上、スタッフの給料、事務所家賃、運営費を払わなければなりません。

そのため売り上げを作る必要があり、それが手数料や換金率と言った形になります。

そう考えると、手数料が高いと思う方もいらっしゃれば、逆に当然払うべきで安いと思う方もいらっしゃることでしょう。

それを象徴するようにカード枠現金化の利用者は年々増加していることを見ると、納得している方が多いとえましょう。

カード枠現金化はいつでも自由選択できる

条件はカード枠現金化業者によってさまざまですので、利用するならあなたに合ったカード枠現金化業者を見付けることが大切です。

選択肢はあなた自身に委ねられております。

利用する方は少なからず納得した上で利用しています。

必要となるキーポイントをしっかり確認して、納得しなければ利用しなければいいだけです。

カード枠現金化の負担、消費者金融、サラ金、闇金融と比べると？

もし、あなたが闇金融やサラ金のような非常に危険なところから借りようと考えている場合は一歩待ってください。

もし闇金融を利用したら人生が終わります。

闇金の酷いのになると年利36,000％と天文学的なお金を取られることになりますので、ゼッタイ利用しないようにしましょう。

カード枠現金化業者を利用した場合の実質換金率は65％～85％と言われ、平均22％程度の利用料がかかると言われています。

全く違うものなのであくまで参考ですが、

• 消費者金融は20％
• カード枠現金化は20％
• サラ金は50％～
• 闇金は36000％

のお金を失ってしまうとイメージすると分かりやすいかもしれません。

闇金、サラ金と比べると違いが一目瞭然です。

カード枠現金化の負担は消費者金融と同等と考えるといいでしょう。

関連記事⇒クレジットカード現金化 は信頼できるクレジットカード現金化 業者を利用することが大切です

カード枠現金化を利用してイマを乗りきる

この様に、カード枠現金化を利用する方ですが、お金を借りる手段が無かったり、お金を借りたことを知られたくないという理由が多いと言われています。

急に現金が必要となったときや、イマを乗りきるために、今スグ欲しい、即金が即日欲しいと言う方にとって、ショッピング枠があれば可能と言う、とても簡単な条件で現金化できる数少ない方法と言えましょう。

今回の記事のおわりに

如何でしたでしょうか。

• 聞いたことあるけど、実際は何か知らなかった
• 利用しようと思っていた
• 一つの雑学として役立った

などなど、あなたの人生においてプラスになる情報と思ってもらえたら、筆者は最高にうれしいです。

今後も、あなたにとって役立つ情報を書いていきたいと思います。

よろしければまたお越しくださいませ。